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木下 正弘
AIChE Journal, 32(5), p.872 - 874, 1986/00
被引用回数:5 パーセンタイル:54.23(Engineering, Chemical)揮発度のきわめて高い成分が存在する段分離プロセスの動的シミュレーションにおいては、蒸気ホールドアップを考慮しないとシミュレーション結果に大きな誤差を伴うことをはじめて指摘し、蒸気ホールドアップを考慮した場合の動的シミュレーション用の基本式を導出した。提案したモデル中では、水力学的効果、拡散抵抗、あるいは熱収支式は考慮していないが、蒸気ホールドアップがこれらのファクターよりもはるかに重要となり得る場合があることを示した。
木下 正弘
JAERI-M 82-214, 10 Pages, 1983/01
蒸留塔の充填部の内径が小さく、充填高さも比較的低く、それでいてコンデンサーの容積かかなり大きい場合には、塔の動特性解析において、コンデンサー内の蒸気ホールドアップが重要となり得る。このような問題は、実験室で基礎研究に用いる深冷蒸留塔でよく見受けられる。本報では、各段における蒸気ホールドアップを考慮した動特性解析のための基本式の導出が行われている。基本式及び解析手順は、蒸気ホールドアップを無視した場合に比べるとはるかに複雑である。修正オイラー法やルンゲ・クッタ・ギル法などの手法がどのようにして適用できるかが示されている。